社会にとって役に立つことをしたい、人のためになることをしたいという気持ちで仕事を選ぶ人は多いが、具体的にどうすればわからず悩んでしまうこともあるでしょう。医療や福祉、教育などのように社会のニーズに合った仕事を出来る業界はたくさんあります。そこで専門職として働くことが出来れば、社会の期待に応える仕事が出来るのは確かです。その候補の1つとして看護師が挙げられることがあり、特に女性からは高い人気のある職種です。看護師は主に病院で働いている医療の専門家と認識されています。生命を扱う医療以外でも看護師が求められるシーンはさまざまです。
例えば、介護施設もその1つです。超高齢社会の現在、高齢者のための施設は増加傾向にあります。看護視点で高齢者の健やかな毎日をサポートすることで、地域社会に大きく貢献することが出来ます。介護業界は典型例で、医療と看護という2つのプロだからこそ現場では重要な役割を果たすことが可能です。ほかにも社会的ニーズに合った仕事がたくさんあり、福祉についてもっと広く見れば障害者施設で働いたり、公的機関で福祉サービスの相談員としても活躍することが出来ます。また、幼稚園や保育園などでも看護師は重宝されています。看護師免許に併せて保健師免許を取得すれば、学校の保健室で活躍することも可能です。そのほか、新薬開発のサポーターである治験コーディネーターとして活躍する看護師もいます。このように、社会貢献度の高い看護師はさまざまな場所でニーズがあるため、免許1つで多種多様な分野にチャレンジすることが出来ます。